ロゴマーク

黄金比を使ってロゴマークをつくる

先日、黄金比を使ってロゴマークをつくってほしいというご依頼がありました。
Appleのシンボルマークも黄金比を用いていると発見されたことが有名です。
有名企業が採用していると噂される黄金比について
デザインに関わる方の参考に
弊サービスでつくる際の使い方と見解を簡単に紹介します。

黄金比ってなに?

黄金比は古代ギリシャで発見された最も美しいとされる比率のことです。
1:1.618の長方形やオウムガイのような螺旋状のラインを見たことがあるという人が多いと思います。
パルテノン神殿などの歴史的建造物やモナリザの顔の比率も黄金比になっているといいます。

黄金比の使い方って?

黄金比の使い方は大きく3種類あります。
  1. 1:1.618の長方形比率にすること。
  2. 1:1.618の中に正方形を作ってその中にできる正円を基準にすること。(フィボナッチ数列)
  3. その正方形の角をとって描いた螺旋状の線を基準にすること。
上記の3つの基準いずれかを使ったり、組み合わせてつくっていきます。

0、1、1、2、3、5、8、13…と続いていく比率はフィボナッチ数列と呼ばれ、
自然界に多く存在するものや昔の美術、建物に用いられたといいます。
単に美しいだけではなく延々と続いていくというところにも
魅力を感じるのかもしれません。

※当ブログの図は、正確に描いていませんので黄金比使用の際は正確に求めてください。

実際には

普段ロゴマークを制作されている方は手描きでラフを描いてから
Illustratorなどで形づくっていく方が多いと思いますが、
つくり方はそれと同じです。
Illustratorでつくる際にこの比率の矩形や円を使う。
もしくはある程度できたマークを上記の基準に沿って整える。
どちらかです。

全体で見たときに長方形なら1:1.618に調整する。
丸い部分には円をあてる。
螺旋に沿った形に整形していく。

すると、整って良い感じに見えてきます。

映像制作会社のマークを紹介します。
頭文字のZとレンズを模した円を中心にカメラをイメージできるよう手描きをし、
全体像や要素が黄金比になるようつくった一例です。

黄金比を使えばきれいになる?

黄金比を使って円と円をきれいにつなげたと思っていても
引きで見たときに内側に凹んで見えるなどの錯視が起こってきます。

錯視についてはさとうさんのツイートがよくわかるので引用させていただきます。
↓↓↓

ここを調整できる目を持つこと、
自分なりのきれいな基準を持つことが
美しいものをつくれるかのポイントだと思います。

まとめ

黄金比は1つの基準でしかないと思っています。
実際には黄金比にとらわれ過ぎで歪になっているものもありますし、
黄金比を使わずともきれいなものも世の中にはたくさんあります。

黄金比に限らずともルールに沿って整えていくと
調整されてきれいになるはずです。
後づけの理由に用いられていることも多々あるので、
黄金比が気になる方は先にデザイナーに相談するのが良いでしょう。

理系の考え方をお持ちの方や論理的思考の方に好まれる傾向があるので、
デザインに関わる方は説得材料の1つとして
使い方、考え方を知っておくと良いかもしれません。

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